海と森と里と つながりの中に生きる
  • Author:映画祭実行委員会

『海と森と里と つながりの中に生きる』と『無念 浪江町消防団物語』について

すべての生き物の命は自然の巧みな循環に支えられています。しかしその循環は「開発」によって断ち切られました。ドキュメンタリー映画『海と森と里と つながりの中に生きる』では、岩手・岩泉、一ノ関・室根、四国・吉野川流域の森と農村、宮城・気仙沼の海、東京湾にわずかに残った干潟・三番瀬を訪ね、山に、里に、海に生きる人びとの言葉に耳を傾け、自然の循環の中に人間の営みを位置づける方法を考えます。
2011年3月11日に起こった東日本大震災。そのあと起きた東京電力福島第一原発の爆発事故。『無念 浪江町消防団物語』は、事故のあった原発から約8キロに位置する福島県の浪江町の消防団の人々が、立ち入り禁止区域に指定されたことで救助できなかった命を無念に思う苦悩を描くアニメーションです。
私たち実行委員会は、是非皆様にこの2つの映画を一緒に見て頂きたく、セット上映という形でスケジュールを組みました。これらの映画から何かを感じ、考えるきっかけとなれば幸いです。
海と森と里と つながりの中に生きる
浪江消防団物語「無念」

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