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上映作品

タネは誰のもの

2020年/日本 ドキュメンタリー
監督:原村政樹
プロデューサー:山田正彦


2次世代にいのちをつなぐタネ
2018年4月、種子法廃止
そして2020年10月、種苗法改定案国会審議が再び始まる

急速なグローバル化の中であらためて問われるタネの権利とは

国会で審議の続く種苗法改正案について、専門家の分析も含めて農業の現場から探ったドキュメンタリー。
2020年6月に国会成立が見送られ継続審議となった種苗法の改定に対する動きに対して、賛否両論が渦巻く中、自家採取・自家増殖している農家と種苗育成農家の双方の声を伝えるため、北海道から沖縄までさまざまな農業の現場を取材。
日本の農業に深刻な危機をもたらすかもしれない改定案についての問題を探り、タネや苗のグローバル化が人々の生活にもたらすものは何か、タネの権利とは何かを改めて問う。弁護士で元農林水産大臣の山田正彦がプロデューサーを務め、「いのちを耕す人々」「天に栄える村」「お百姓さんになりたい」など農業をテーマにしたドキュメンタリーを数多く手がける原村政樹が監督した。
広島県東広島市にある『広島県農業ジーンバンク』も登場する。

いただきます2 ここは、発酵の楽園

イーハトーヴスタジオ提供
映画公式サイト

2020年/日本/ドキュメンタリー
監督:オオタヴィン
ナレーション:小雪

なにより子どもたちの笑顔がいい。
歓声を上げて泥だらけになり、作物を育てておいしく食べるその姿に、
大人が忘れがちな生命の真実がある。
この映画の中から、未来の私たちのいのちが発酵してくるようだ。
茂木健一郎(脳科学者)

食育で知られる保育園を描いたドキュメンタリー「いただきます みそをつくる子どもたち」の続編。
第2作の本作では「植物、微生物、ありがとう」をテーマに、田植え、稲刈り、羽釜の炊飯まで園児たち自身がおこなっている「畑保育」を実践する保育園や、「菌ちゃん先生」として子どもたちと土づくりのワークショップを続けている野菜農家の吉田さん、有機農業でアテネオリンピックチームに強化食を提供した菊池さん、年間40時間もの農業授業で食農教育を続ける山形県高畠町の和田小学校、「奇跡のりんご」として知られる木村秋則さんのりんご畑の現在などを紹介。
食育の原点にある「食農」、植物を育てる喜びを追っていく。小雪がナレーションを担当。

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方

 © FamLore Films, LLC
映画公式サイト

2020年/アメリカ/ドキュメンタリー
監督:ジョン・チェスター

大自然と共に”究極の農場”を作る
8年間の夫婦の奮闘を追った軌跡のドキュメンタリー

殺処分寸前で保護した愛犬のトッド。
その鳴き声が原因で大都会ロサンゼルスのアパートを追い出されたジョンとモリー。料理家の妻は、本当に体にいい食べ物を育てるため、夫婦で郊外へと移り住むことを決心する。しかし、そこに広がっていたのは200エーカー(東京ドーム約17個分)もの荒れ果てた農地だった―。
時に、大自然の厳しさに翻弄されながらも、そのメッセージに耳を傾け、命のサイクルを学び、愛しい動物や植物たちと未来への希望に満ちた究極に美しい農場を創りあげていく―。自然を愛する夫婦が夢を追う8年間の奮闘を描いた感動の軌跡。

映画製作者、テレビ番組の監督して25年の経歴を持つジョン・チェスターが、自身と妻、そして愛犬の姿をカメラに収めた