上映作品

ミラクルバナナ

2005年／105分
監督：錦織良成
出演：小山田サユリ、山本耕史、緒形拳

3月22日(土) 10:00〜11:45
3月27日(木) 12:00〜13:45

作品情報

バナナの木から紙を作るという実在のプロジェクトにヒントを得て製作された。ハイチ共和国に派遣された大使館員が、貧困にあえぐ国民の姿を目にし、バナナから紙ができることを知って、それまで捨てられていたバナナの木を再利用するプロジェクトを立ち上げる。

ごはん

父親の遺志を継ぎ、京都で米農家として生きる決意をする娘。周囲の人々の力を借りながら米作りに奮闘する姿を描く。『五万回斬られた男』の異名を持つ、斬られ役で名を馳せた福本清三さんが共演。彼ならではのセリフに注目！半農半Xとして米作りを続ける「侍タイムスリッパー」の安田淳一監督自身を重ねた作品。

お米が食べられなくなる日

ドキュメンタリー

2012年／35分
監督、構成：小池菜採
制作：アジア太平洋資料センター（PARC）

3月21日(金) 12:35〜13:10
3月27日(木) 10:00〜10:35

映画公式サイト

日本の主食、お米。しかし10年後には、日本で米づくりができなくなるかもしれない。日本各地の生産と消費の現場、メキシコ、タイの農民の声から見えてくるものは、めまぐるしく変わる政策と「効率化」の名の下に引き起こされた混乱。自給の意味、食の安全、米づくりを通して大切にしたい価値を問う。米の増産を叫ぶ一方で大量の小麦を輸入してきた政府。お米の消費量が減少すると一転、生産量を規制する減反に。農水省は、当時政府が進めていたＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）に参加した場合、90％もの米が輸入米に置き換わると試算。それを良しとしていた。そして１２年後の今夏（２０１２年）、令和の米騒動は起きた。

終わりのない原子力災害

ドキュメンタリー

2021年／43分
監修：細川弘明（原子力市民委員会）
監督：松本光

3月21日(金) 13:10〜13:53
3月27日(木) 10:35〜11:18

映画公式サイト

2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故。あれから１０年。出荷制限が解除されても農作物の価格が戻らず葛藤を続ける農家。増え続ける汚染水についての国と東電の対応に不安と怒りを表す漁業者。避難・帰還をめぐって人々は選択に苦しみ、地域は分断されることに。真の意味の「復興」とは何かを問いかける。

市原隼人主演の人気コメディドラマ「おいしい給食」の劇場版第2弾。給食マニアの中学校教師・甘利田と宿敵である生徒・ゴウの長きにわたる給食バトルが、ゴウの卒業によって終局を迎えるまでを描く。1986年、秋。黍名子中学3年生の担任を務める甘利田幸男は、受験シーズン前にもかかわらず給食の献立表ばかりを気にしている。ある日、給食メニューの改革が決まり、不穏な空気を感じた甘利田は給食を守るべく立ち上がるが……。

東京都都心から僅か60ｋｍ、バスと電車で都心まで８０分の所にある埼玉県唯一の村、東秩父村。「埼玉県の消滅可能性都市No１」に指定されたこの村に、移り住む若者たちが増え始めた。都会暮らしをやめて故郷を消滅させまいと、Uターンした女性。地域おこし協力隊員として村の特産品の開発を進める元銀行マン。和紙職人を目指す若者や鬼太鼓座の若者たち。村に住む戦前・戦後を生きた先輩たちと交流しながら生きる知恵を身に付けていく。３年がかりで撮影された日本の暮らしの営みが描かれる。